昔の鍵

鍵に特別詳しくなくても見るからに「古い鍵だな~」とわかる鍵があります。
レトロな鍵の代表が棒鍵です。
最近はおしゃれなアクセサリーのモチーフに使われることもあります。
この鍵は現在主流になっているシリンダーキーより前に使われていたものです。
レバータンブラー錠とも呼ばれていて、最初に誕生したのは18世紀のイギリスです。

このような鍵を一般住宅の玄関で使っていることは今やほとんどないでしょう。
もしかしたら一部の文化住宅のような建物ではまだ使われていたりするのかもしれません。
また、室内錠として使っていたり、インテリアデザインのためにレトロな雑貨店などで現役で使われていることはあるようです。

防犯性は低いものですが、見た目重視で棒鍵が使われていることはあるようですね。

また、装飾錠も懐かしさを感じさせる鍵のひとつです。
昭和の家庭でよく使われており、見た目の高級感を重視したものです。
シリンダーを交換すれば防犯性にも問題なく、現役で使うことができそうです。

しかし、部品を交換しようとしたらメーカーにも在庫が残っていないことが多いです。同一メーカーの似たような商品や、他社製品で加工して代用するといった形になります。